メダカをやってる方は既に結構自作されてると思いますが、自分もメダカについてほとんど知らないときはメーカーさんから発売されているそこそこのお値段する産卵床を使っていたので、今回は身近なSeria等の100均に売ってるもの自作もできるよってことでご紹介します。
Contents
めだかの産卵床について
メダカによく使われている産卵床は人工物のたまごトリーナやころたまボール、天然素材のシュロ、水草だとホテアオイやオオカナダモ等があります。
上のスクショはペット通販サイト大手のcharmさんのところのものですが、だいたい1個につき200円~400円程度しています。
品種が多数存在しているメダカを育てはじめると、品種によって飼育ケースを分けて、ケースの数だけメダカの産卵床が必要になるので毎回買っていると結構な痛手になります。
そこで今回はメダカの産卵床を100均にあるもので自作してみました。
100均について
ひと言に100均と言っても「ダイソー、セリア、キャン★ドゥなど、その他色々あるけどどれがいいの?」となりますが、オススメはセリア一択です。
近場にあるセリアは比較的小さめの店舗なのですが、そんな小さめな店舗でも写真にあるようにメダカや金魚といった観賞魚からペット関連のものが多数販売されています。
その中でもオススメなのが写真に写っている「メダカの産卵床、12枚入り」という商品です。
右側に「メダカのうきわ、12個入り」という商品もあるのですが、浮き輪部分に代用できるものは別のものがあり、今回はそちらを使って作っていきます。
材料
今回作るメダカの産卵床に必要なものは下記3点のみです。
- 「メダカの産卵床」12枚入り
- 「プールスティック」120cm
- ハサミ(もしくはカッター)
産卵床の作り方
1. 「メダカの産卵床」を1枚取り出します。
2. シートを横にして、中央の位置で途中までカットします。
3. 切り分けた左右を1/4になるようにさらにカットします。
4. さらにカットして8本分の脚部分を作ります。
5. 8本分の脚に切り分けたものをくるりと巻いて、浮き輪にはめます。
6. 完成…!!
「めだかのうきわ」を使わなかった理由
今回は浮き輪部分をプールスティックで代用して作ったわけですが、「メダカのうきわ」12枚入りを使わなかった理由として、思いつく範囲で下記の4点が挙げられます。
- プールスティックのほうが浮力が大きい。
- 例に挙げた2.5cmで切り分ければ、浮き輪としての個数も40個以上作れるので非常にお得!
- 耐久性があり、傷んできても作れる個数が多いのですぐに交換できる。
- カラーバリエーションが豊富なので、メダカの品種ごとに色分けしたりと個人的に使い勝手が良い。
採卵の様子
採卵量は写真のように、商品として売られている「タマゴトリーナ」と比較しても変わりないほど十分に取れています。
ただ、「タマゴトリーナ」のような浮かせる系だけだと、品種や個体によっては底の方に産みつけやすいタイプもいるので、沢山採卵したい方は「ころたまボール」のようなものも追加で入れておくとよいかもしれません。
最後に
「ころたまボール」のほうも今回のように自作できるので、機会があればそのうち紹介したいと思います。
ただ、家の環境では何度か底に設置した「ころたまボール」にヒレが絡まって☆になってしまった個体が何匹か出てしまったのでこちらは使っていません。
東京などの狭い場所では飼育スペースが限られているので、親魚1匹☆になってしまうと結構悲しいことになってしまうので、そのあたりは個々の飼育方法によりけり…かとは思います。
「ころたまボール」ほどの採卵量は無いんですが、深い飼育ケースには「メダカの産卵床」を縦に長く切ったものであれば安心して使えるので、家ではこちらを採用しています。
他にも安心して使えそうな産卵床がありましたらぜひ教えてくださいー!笑
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