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珍しい品種のラズベリー(canby)の育て方|ベランダや庭で楽しむ甘酸っぱい果実

ラズベリーは、ベランダや庭でも手軽に育てられる果樹で、甘酸っぱい果実が魅力です。特に東京のような都市部でも、プランターを活用すれば美味しい実を収穫できます。今回はラズベリーの中では比較的珍しい品種の「canby」の苗木を手に入れることができたので、ラズベリーの育て方について、初心者にもわかりやすく解説します。

ラズベリーの特徴と品種選び

ラズベリーには「一季なり」と「二季なり」の2種類があります。一季なりは初夏に一度だけ実をつけ、二季なりは初夏と秋の2回収穫できます。ベランダ栽培では、収穫回数が多い二季なり品種がおすすめです。また、赤実や黄実など、果実の色もさまざまなので、好みに合わせて選びましょう。

少し変わったものでは黄色い果実を付けるものもあり、家では「ファールゴールド」という品種を育てています。
クマイチゴに分類されている「レッドドリーム(超大王)」などは味は少し異なりますが、果実の大きさや実のなりが安定していてオススメの品種になります。

栽培環境と用土

ラズベリーは日当たりと風通しの良い場所を好みますが、真夏の直射日光は避け、半日陰になる場所が適しています。プランター栽培では、通気性を確保するため、すのこやブロックの上に置くと良いでしょう。用土は水はけの良い培養土を使用し、堆肥や腐葉土を混ぜて栄養を補います。

家では果樹周りは瀬戸ヶ原花苑さんの「果樹や庭木の培養土」を使用しています。

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植え付けと支柱立て

植え付けは、休眠期の11月から2月が適期です。プランターの中心にくぼみを作り、苗を植え付けたら、支柱を立てて主枝を「8の字」に結びます。その後、地表部をマルチング材で覆い、たっぷりと水を与えましょう。

水やりと肥料

水やりは季節によって調整します。春は2日に一回、夏は毎日夕方に、秋は3〜4日に一回、冬は2〜4週間に一回が目安です。肥料は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を施し、追肥として2〜3月、5〜6月、8〜9月に与えます。液体肥料を併用すると、成長が促進され、果実の品質も向上します。

家では住友化学園芸さんの「マイガーデンベジフル」を使用しています。

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剪定と管理

剪定は、落葉期の11月から2月に行います。枯れた枝や込み入った枝を切り取り、樹形を整えます。一季なり品種は、収穫後に枯れる枝を地際で切り戻します。二季なり品種は、秋の収穫後に剪定し、結実した部分を目安にカットします。また、株元に敷きわらを敷いて乾燥対策を行いましょう。

収穫と楽しみ方

ラズベリーの収穫時期は、品種によって異なりますが、一般的に6月下旬から8月下旬です。完熟した実は、手で簡単に摘み取れます。収穫したラズベリーは、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやスイーツ、ドリンクなど、さまざまな楽しみ方があります。

1株だけでも毎日10個前後の果実が採れますので、朝ごはんやちょっとしたおやつにちょうど良いです。


ラズベリーは、手間をかけずに育てられる果樹で、家庭菜園初心者にもおすすめです。ベランダや庭で育てて、収穫の喜びを味わってみてはいかがでしょうか。

Youtubeチャンネルにアップした動画もありますので興味がありましたら是非見てください。

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