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そもそも『ドラゴンフルーツ』とは?
ドラゴンフルーツはもともと熱帯地域に生息する三角サボテンの果実の総称で、メキシコや南米北部に自生しているフルーツです。
原産地ではピタヤと発音されることも多く、ドラゴンフルーツの別称としてピタヤと呼ばれることもあります。
日本ではそのユニークな見た目やマーケティングの観点から、ピタヤよりもドラゴンフルーツと呼ばれていることが多いです。
ドラゴンフルーツの名称は、何と言ってもそのユニークな見た目から名前が付けられています。果実の見た目の色は少しピンク色味掛かった鮮やかな赤色で、皮の表面に龍のウロコのような規則正しい凹凸がついています。
ドラゴンフルーツの見た目は基本的に赤色のものが大半になりますが、例外としてイエローピタヤと呼ばれる黄色い見た目をしたドラゴンフルーツも存在しています。
現在では東南アジアの各国でも栽培が盛んに行われており、輸入されているものも多く存在しますが、日本だと沖縄や鹿児島といったような主に九州南部でビニールハウス栽培がされています。
果肉の色について
ドラゴンフルーツの果肉の色については果実表面の赤色よりもさらに赤黒いといった表現が似合うような真っ赤なものと、それとは正反対の真っ白なものが大半を占めています。
その他にも赤と白を足したようなピンク色の果肉のドラゴンフルーツも存在しているようです。
原産地や日本では沖縄や鹿児島といったような九州南部以外では、そもそも売られている姿もあまり見かけることがなく、東京では珍しい果物として少し高価な価格で売られていることが多いです。
ドラゴンフルーツの味について
一般的に言われているドラゴンフルーツの味は、さっぱりしていてあまり甘くないものが多いという印象でしたが、実際に食べてみると瑞々しいシャクシャクと言った食感と程よい甘みがあり、お風呂上がりのデザートにはちょうど良かったです。
また、果肉の白いものよりも赤いものの方が甘さが強い傾向があり、今回購入したドラゴンフルーツは、中の果肉が赤いタイプのものでした。
以前に一度地元で購入した白色のドラゴンフルーツを購入したのですが、その時のものよりも甘く感じました。
ドラゴンフルーツのリボベジ(再生栽培)
ドラゴンフルーツのリボベジに挑戦する際は果肉のゴマのような黒いつぶつぶ、つまり種から始める必要があります。
果肉についている種の採取には、爪楊枝などの先の尖ったものを使うか、もしくは皮を剥いた際に皮側に残った果肉部分から種を採取すると楽です。
今回は大量入荷商品なのか処分価格だったのか分かりませんが、近くのイトーヨーカドーのスーパーにて100円で購入できました。
【備考】
果肉の赤いドラゴンフルーツは年明けの1月から5月にかけて輸入されたものがスーパーに多く出回ります。
国産のものになると夏から秋にかけて出荷されるため、7月から11月によく並んでいるそうなので、購入する際の参考にしていただけたら幸いです。
リボベジについては下記リンク先の過去記事を参考にしてください。
種まきについて
ドラゴンフルーツの種は、気温の上がってくる春先の4月から6月に種を蒔くのがよいとされています。
育て方サイトの方には種専用ポットに入れて発芽を待つと書かれていますが、今回は発芽の確認をしたかったため果肉から採取した種を水洗いした後、表面のぬめりを取るために一度乾燥させました。
2、3日して乾燥させた種を洗ったプリンカップに少量の水と共に入れて、少し発芽するまで浸しておきました。
発芽について
種の発芽が確認できたら小さめの植木鉢を用意します。
ドラゴンフルーツに使う土は通常市販のサボテン用の培養土を用いるようですが、 今回は手元になかったため、赤玉土と観葉植物用の土を混ぜて使用しました。
植木鉢に準備した土を入れたら、プリンカップで発芽した種を水と一緒に流し込みます。
今回は発芽を確認したこともあり、流し込むことでは種が万遍なく広がらないのですが、かなりの量の芽が出ることが予想されるので、 成長の遅い芽を摘む時に整理する予定です。
なお、根っこが出て土に固着するまでに土を乾燥させてしまうと枯れてしまいます。
今回は管理を楽にするために自分は植木鉢自体を別容器に入れ、鉢の下半分ぐらいを水に浸し、常に土が湿っている状態にしておきました。
サボテンらしきもの…?
気温にもよると思うのですがドラゴンフルーツの成長は割と早く、1~2週間で双葉が出ました。
その後さらに一週間ほどすると、近くで見ると双葉の中央からサボテンのようなとげが確認できました。
一旦まとめ
今回は種からドラゴンフルーツの育ててみましたが、今後も面白そうな変化がありそうなため、しばらくこのまま成長を見守っていきたいと思います。
ドラゴンフルーツ自体を見つけるのが少し難しいですが、種から発芽させるまではそこまで難しくないというよりも結構簡単でした。
もし近くで見つけてドラゴンフルーツを食べてみたい方、育ててみたい方は挑戦してみるのはいかがでしょうか。