観葉植物

【熱帯スイレン】ラビットイヤーロータスの育て方【Nymphaea Oxypetala】

今回紹介するラビットイヤーロータスは熱帯スイレンの一種で、実家でのアクアリウムにハマっていた頃に初めて買った思い入れのある熱帯スイレンでもあります。
別名ニムファsp.パンタナルヌパール、ロータスラビットイヤー、ニムファオキシペタラ(Nymphaea Oxypetala)とも呼ばれているらしいです。

ラビットイヤーロータスとは

熱帯スイレンと言うとタイニムファやタイガーロータス(レッドタイプ)、タイガーロータス(グリーンタイプ) などは有名ですが、こちらのラビットイヤーロータスという品種は他の熱帯スイレンとは異なる点があります。

睡蓮なのに水上に浮き葉を一切作らず、このラビットイヤーロータスは水中にウサギの耳のようなふわふわとした可愛い葉っぱを次々と展開します。

葉はとても繊細で、雑に扱うとすぐに切れてしまい、育てる際に多少気難しいところがあるのですが、ホームページ上の紹介画像で載っていた純白の花に魅せられて、購入を決意しました。

購入先

熱帯スイレンの中ではかなり珍しい種類で、中部地方の実家に住んでいた当時は田舎のほうだったこともあり、 基本的にアクアリウムショップ等で見かけることはありませんでした。

この熱帯スイレンを初めて見つけてたのは、現在だとペット関連のネットショップの最大手「チャーム(Charm)」 で、「ロータスラビットイヤー」という名称で販売されているものを購入しました。

当時のラビットイヤーロータスの値段は一株2980円で、数百円のタイニムファと比べてもかなり高価な部類に入ります。
現在もホームページ上には画像が載っているようですが、値段の方は現段階で3980円になっており、尚且つしばらく欠品状態が続いているようです。

実際のラビットイヤーロータスの様子

チャームさんから届いた状態(当時はオマケで購入金額によってアヒルが付いてきてました。)
Nymphaea Oxypetala
開花時の様子

送られてきた株は写真に載っていたものよりもかなり大きいもので、熱帯スイレン特有の水質が変わったことによる葉の溶けも一切起こることがなく、半年後にはラビットイヤーロータスを植えたハイタイプの30 CM キューブ水槽の水面に綺麗な白い花が咲きました。

育て方

学名Nymphaea Oxypetala
原産地南米
光量中光量~高光量(60cmライト、3灯程度。睡蓮系は光が強いほうが成長スピードが早い)
CO2あると成長が早い。無くても可。
水温20~26℃(温度が高すぎると葉が解ける場合がある)
増殖方法ランナーによる親株からの株分け、球根
底砂赤玉土+固形肥料、もしくは栄養系ソイル(アマゾニアがオススメ)
肥料睡蓮用固形肥料

注意点

熱帯スイレンには休眠期というものが存在し、休眠期に入った睡蓮は突然葉っぱを全て落としてしまいます。
休眠期に入り、葉をすべて落とし根っこだけになった睡蓮は根っこすらも生きているかどうかも確認できず、長い休眠期を明けてから芽を出すのを待っていることしかできません。

その時は幸いなことに半年経たずに新しい芽が出てきたのですが、それ以降は一度たりとも綺麗な白い花を咲かせることはありませんでした。

最後に

今もラビットイヤーロータスの株自体は実家にいくつか残してあるのですが、去年から流行っているコロナの影響でこの1年半の間は一度も帰省することが叶わず、 おそらく枯れてしまっているのではないかと思います。

年に1~2回は実家に帰省していたので実家には水草水槽として残し、帰省のタイミングで部屋の水槽を掃除したり、増えた水草の株分けをしていました。
ただ、2年近くも管理できていないのでさすがに水が蒸発している気がします。。

せっかくなら東京で再チャレンジしてみたいなー、と思い、実は去年のクリスマスシーズンに運よくオークションに出品されていた株を2株落札し、東京の賃貸でも去年の冬から育てています。

メダカ水槽にて管理しているせいか、柔らかい葉っぱをかじられがちで花芽が付く気配すらないのですが、また綺麗な白い花を咲かせてみたいです。

こちらも今後も成長があったりしたら記事を更新していきますので、よかったらバナーをクリックしてもらえると嬉しいです。

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